解決事例 SOLUTION CASE

• 2022.08.06

  相続：相続人が相続放棄後の被相続人の相続財産である建物に居住していた事例

  2022.08.06

  相続：相続人が相続放棄後の被相続人の相続財産である建物に居住していた事例

  相談内容

  父が亡くなったのですが、父が多額の借金をしていたので、相続人全員が相続放棄をしました。
  ただ、私と母は、父名義の土地・建物に住んでおり、どうにか私か母名義にして住み続けたいと思っています。
  父は亡くなってしまい、相続人もいませんので、どうやったら父名義の土地・建物を名義の変更ができるかわかりません。
  父の借金を返済するほどのお金はありませんが、父名義の土地・建物を購入するくらいの預貯金はあります。

  結果内容

  まず、本当に相続人が全員放棄したのかを確認した上、相続財産管理人選任の申立てを行いました。
  相続財産管理人が選任された後、当職が代理人となって交渉を行い、土地・建物につき売買契約を締結し、名義を依頼者の方の名義に変更することができました。
  
  コメント
  この件については、相続人が被相続人の土地・建物の名義変更をしたいとの希望があっての事例ではありましたが、相続人でない場合でも、事案により同様の方法をとることができますので、ご相談頂ければと思います。

• 2022.07.28

  離婚：不倫相手への慰謝料請求につき明確な証拠がなかった事例

  2022.07.28

  離婚：不倫相手への慰謝料請求につき明確な証拠がなかった事例

  相談内容

  夫が不貞をしたたため、離婚し、慰謝料を請求したいと考えています。ただ、元夫は収入が少なく、慰謝料を支払うことができないと思われるので、夫の不貞相手に慰謝料請求したいと考えています。
  夫と夫の不貞相手は、不貞の事実を否定しています。不貞の証拠としては、二人がホテルにいるような写真などの明確なものはありませんが、昼間に二人でいる写真や夫の車が不貞相手の自宅に停まっている写真などがあります。
  それらの写真については、夫は、休日に偶然会ったときのものであるとか、不貞相手の自宅の近くの現場で仕事だったため、たまたま停めただけだなどと言っていました。

  結果内容

  依頼者の方が持っていた写真を当初精査した段階では、不貞関係を疑わせるものはないと思われましたが、写真が携帯電話で取られていたことから写真を撮られた日時が分かり、当日の夫婦間のLINEや夫の勤務表などから、夫が嘘をついていることが判明しました。
  その後、不貞相手に訴訟を提起し、証拠を提出し、その内容を詳細に説明しました。不貞相手は最後まで不貞のあった事実は認めませんでしたが、最終的には、不貞相手が依頼者に対し、不貞があった場合と同程度の金額の慰謝料を支払う旨の和解が成立しました。
  
  コメント
  本件については、明確に不貞行為があったと証明できる証拠はありませんでしたが、写真以外の証拠を組み合わせることによって、訴訟を有利に進めることができた事例だと思います。

• 2022.07.19

  刑事：示談成立により不起訴となった事例

  2022.07.19

  刑事：示談成立により不起訴となった事例

  相談内容

  ドラッグストアで万引きをしてしまいました。
  現在執行猶予期間中で、今回裁判になってしまうと刑務所に行く可能性が非常に高いです。
  自分や家族で被害弁償をしに行こうと思ったのですが、店長が被害弁償金を受け取ってくれません。
  このままでは、やっと見つけた仕事も辞めなくてはなりません。本当に馬鹿なことをしたと思っており、二度と万引きなどはしないと約束しますので、どうにか助けてほしいと思っています。

  結果内容

  当職で依頼を受けた後、被害店にご連絡したところ、依頼者が過去複数回に渡って万引きをしていたため、それらもまとめてでなければ示談に応じないとのことでした。本人に事情を確認したところ、過去何度か万引きをしているとのことだったため、被害品の総数や被害金額を確認の上、被害店と交渉しました。被害品について、多少齟齬があったものの、最終的には示談することができました。
  同時並行で、今後家庭内で依頼者が万引きしないための環境調整について依頼者及び依頼者家族と話し合い、示談書や話し合いの結果をまとめた書面と共に、検察官に意見書を提出したところ、不起訴処分となりました。
  
  コメント
  示談できたこととご家族の依頼者に二度と犯罪をさせないと強い気持ちが伝わったため、検察官が本件に限っては不起訴処分としてくれました。その後、数年後にご連絡を頂いたときには、家族の厳重な監視下の元、犯罪には手を染めていないとのことでした。

• 2022.07.11

  労働問題：部下からパワハラを理由に損害賠償請求された事例

  2022.07.11

  労働問題：部下からパワハラを理由に損害賠償請求された事例

  相談内容

  私は、部下からパワハラを理由に損害賠償請求をされました。
  部下から通知書という書面が送られてきたのですが、その中で、私がした行為もあるのですが、私がやっていない行為が書かれていたり、大げさにとらえている点もありました。また、部下が請求している金額が高額です。
  私としては、私の行動がパワハラだったのかという疑問もあるのですが、いろいろ事情もあり、早期に終結させてもらいたいと考えていて、一定金額を支払うので、もうこれ以上、部下が私に請求してこないよう交渉してもらいたいです。

  結果内容

  当職から依頼者の部下に対し、受任通知を送付後、電話による交渉を開始しました。
  依頼者がやったと認めた行為については、違法かどうかについては疑いがありましたが、依頼者の希望もあり、請求金額から減額し、依頼者の希望額の範囲内で、交渉開始から半月ほどで、示談が成立しました。その際、示談書を作成し、今回の他に、依頼者に対し何らかの請求することはない旨の約束を取り付けました。
  
  コメント
  本件については、依頼者の行動が違法かどうかについて疑問がある事案であったため、裁判で争うことも考えられましたが、依頼者本人の希望があり、裁判をするにあたって労力や費用が掛かること、裁判で敗訴する可能性もあったことなどから、一定額の支払いをする旨の交渉をしました。依頼者の希望があれば、示談交渉せず、裁判で争うことも可能です。

• 2022.07.07

  離婚：早期に解決できた事例

  2022.07.07

  離婚：早期に解決できた事例

  相談内容

  夫と離婚について話し合いをしていますが、条件面で折り合いがつきません。
  子は高校２年生で、親権は自分にほしいと考えています。私は、資産らしい資産はなく、夫には預金が数百万円程度あり、その他の資産はありません。仕事は共働きで、私の収入で私とこの生活費は何とか賄うことはできます。
  私の希望としては、養育費や財産分与として一括での金銭が欲しいと考えており、可能な限り早く離婚を成立させることを優先してほしいと考えています。

  結果内容

  まず、相手方に受任通知を送付し、財産の開示を求めたところ、すぐに相手方から必要な書類が送付されました。その後、電話による交渉を行い、離婚すること、子の親権者を妻とすること、夫が妻に一括で350万円支払うこと、年金分割をすることなどの条件で離婚の条件を取り決めました。そして、受任通知を送付後、40日ほどで公正証書の作成まですることができました。
  
  コメント
  本件については、ご本人の一括支払いの金額については、早期の離婚を希望されていたため、希望額から少し減額しての離婚成立となりました。また、本件については、相手方の反応も早かったこともあり、予想より早く離婚を成立させることができました。

• 2022.07.04

  相続：相続人十数名、相続財産が不動産のみの遺産分割協議の事例

  2022.07.04

  相続：相続人十数名、相続財産が不動産のみの遺産分割協議の事例

  相談内容

  被相続人が亡くなって、長期間が経過しており、相続人が十数名になっています。相続財産は、預金などはなく、宅地が数筆、被相続人の自宅や倉庫だけです。遺産分割調停を申立てています。調停で、私は、建物の築年数が古いため、売ることが難しく、誰もいらないと思ったので、私が相続すればよいかと簡単に考えていたのですが、他の相続人からは、自分の相続分を現金でほしいと言われてしまいました。
  私としては、売ることができるなら現金で遺産分割してもよいと思っているのですが、相続人が多く、調停に出てこない相続人やどこにいるか分からない相続人もおり、不動産を売ることができません。
  どのように遺産分割をしたらよいでしょうか。

  結果内容

  所在不明の相続人に関しては、不在者財産管理人の審判を申し立てました。そして、不動産の売却については、任意売却の審判を受け、ご依頼者様が相続人を代表して、不動産を購入可能な業者を探し、売却することができました。
  その後、一旦調停に戻し、ご依頼者様が支払った裁判費用や弁護士費用分を清算の上、残額につき、法定相続分で分割する旨の調停が成立しました。
  
  コメント
  本件については、期間は長期間かかりましたが、運よく購入してもらえる業者が見つかりました。また他の相続人がご依頼者様の努力を理解して話し合いをしてもらえたため、裁判費用や弁護士費用まで清算に応じていただくことができたため、ご満足いただける結果となったと思います。

• 2022.06.30

  刑事：勾留に対する準抗告が認容され、示談が成立し、不起訴となった事例

  2022.06.30

  刑事：勾留に対する準抗告が認容され、示談が成立し、不起訴となった事例

  相談内容

  お店で飲んでいたとき、酔った勢いで、隣にいた面識のない人と口論になり、怪我をさせてしまったことで逮捕・勾留されてしまいました。申し訳ないことをしたとは思うのですが、このままでは仕事を休むことになりますし、裁判となれば、職場にいられないかもしれません。
  釈放してもらうことはできないでしょうか。
  

  結果内容

  まず、依頼者の方には、被害者の方を探したり、会いに行ったりすることはしないことや釈放後も取り調べを受けることを約束してもらいました。そして、ご家族や親族など複数の方には、釈放後の監督を約束してもらいました。それから、裁判所には勾留に対する準抗告を申立て、依頼者の方の仕事の状況や生活状況などを説明したところ、認容され、釈放されました。
  依頼者の方が釈放された後、被害者の方に被害弁償を申し出をし、交渉したところ、金額に折り合いをつけることができたため、示談に応じていただきました。その後、示談が成立した旨を検察庁に伝えたところ、不起訴処分となりました。
  
  コメント
  本件については、ご家族や親族の協力があったことや依頼者の方がそれまでまじめに働いていたこと、強く反省していることができたため、依頼者の方の満足いく結果が得られたと思います。

• 2022.06.06

  舟城法律事務所｜刑事事件や離婚・労働問題など、皆様の立場に立って丁寧に解決します

  2022.06.06

  舟城法律事務所｜刑事事件や離婚・労働問題など、皆様の立場に立って丁寧に解決します

  相談内容

  地域で生活されている方々の身近な問題を解決することで、地域に貢献していきたいと思っております。

  結果内容

  刑事事件や離婚・相続など、皆様の立場に立って丁寧に解決していきます。